風疹が流行ってる！成人したら抗体検査

ここ数か月、風疹が流行して妊婦さんにうつしたら大変だ！
というニュースをよく耳にすると思います
アガサクリスティ―のミステリーにも
鏡は横にひび割れて…というタイトルの
風疹をうつされた大女優が起こす事件のお話がありました

妊婦さんが妊娠初期にはじめて風疹にかかると
生まれてくる赤ちゃんに下記のような障害が出る可能性があります
これは「先天性風疹症候群」（CRS）と呼ばれています
・眼の病気：白内障・緑内障など
・心臓の病気：さまざまな先天性心疾患
・耳の病気：感音性難聴
・発達のおくれが出ることも
・胎児発育不全，新生児死亡の報告も
・その他さまざまな症状

ですので、社会全体の問題として一人ひとりが取り組む必要があると思います

国は現在、ワクチンが品薄のため、妊娠を望んでいる人やその家族に
抗体検査を勧めています

風疹に限らず、麻疹や水ぼうそうでも
大人になってからかかるのは大変なリスクです
特に最近は何でもワクチンで予防してしまうため
きちんと免疫がついているかどうかあやふやな状況です
ですので、妊娠希望に関わらず、誰でも成人したら抗体検査をすべきではないか
と私は思っています

免疫の付き方は人それぞれです
ワクチンによる免疫と実際にかかったことで付く免疫も
違いがありますし、年を追うごとに免疫は下がる　という傾向もあります
Ｂ型肝炎ワクチンなどは
何度打ってもつかない・・・なんていう人も結構いるそうです

無意識に誰かを傷つけないように
もちろん自分も守るために
成人したら是非1度は抗体検査をしてください

東銀座整骨院・整体院・鍼灸院・マッサージ院 院長　関　修一