不要な抗生物質、希望するから処方するってホント? [風邪・インフルエンザ]
明けましておめでとうございます
本年も皆様にとりまして健康な1年でありますことを
心よりお祈り申し上げます
さて、風邪の季節です
風邪で熱が出て医療機関を受診した人に話を聞くと
必ずといっていいほど
「抗生物質」が処方されています
赤ちゃんでも小さなお子さんでも大人でも高齢者でも
もちろん、重篤な場合や他の病気を併発している人
弱っているお年寄り、肺炎をくりかえす、中耳炎に移行する…などなど
その他感染症予防のための抗生物質の有用性は承知しています
ここで問題にしたいのは
まぁ、多分大人しく寝ていれば数日で治るであろう
普通の風邪です
政府は抗生物質の乱用に危機感を持ったのか
抗生物質を乱用しないよう広告を出しています
年末に広げた週刊誌にも見開きカラーで広告が出ていました
これに関連する新聞記事なども調べてみたところ
何だか腑に落ちない・・・
多くの医療機関は
患者が希望するから
必要なくても
抗生物質を処方するのだと書いてあるのです
まぁ、そういう事例も少なからずあるのでしょうが
先生に出す薬を指示できる患者さんって
そんなにいるんでしょうか?
さらに言えば、この広告の左端に
「守ってください」という覧があります
・抗生物質を処方されたら医師や薬剤師の指示に従って飲みきる
と書かれています
う~ん
風邪には抗生物質は聞かないよって政府は言ってるのに
単なる風邪で抗生物質を処方されても
ここには飲みきれって書いてある
患者としては悩むなぁ
これは
医師自体が単なる風邪患者には抗生物質は処方しない
という前提がないとダメなんじゃないか
と思ってしまいます
しかしそれも多分難しいのだと思います
ならば自衛しかありません
風邪に限らないのです
・自分が飲む薬に関心を持ち
・その有用性を知った上で正しく飲み
・そして薬には必ず副作用があることを忘れてはいけない
・何より単なる風邪で医療機関を簡単に受診しない
そして先生に嫌われても
「この薬は何故必要なの?」
と伺ってみることも大切かもしれません
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