鎖骨は何のためにある？･･･意識して動かそう

肩や首、腰や膝など、普段から意識しやすい骨と違い
「鎖骨」は見た目以外はほとんど意識することがありません。
当院へも、鎖骨が痛むといって来院される方はあまりいらっしゃいません。

ところで鎖骨は何のためにあるのでしょうか。
簡単にまとめると　鎖骨は腕の機能を高める役割を持っているのです。
例えば腕を使わない動物（イヌ、ネコ、ウシ、キリンなど）には鎖骨がありませんが、
ネズミのように手を巧みに使う動物には鎖骨があるのです。

体のバランスを取る役目もあるので
首や肩、腕や腰などの痛みに鎖骨が関係している事は多いのです。

また鎖骨は血管神経を保護する役目があり
更に鎖骨周辺には免疫機能を司るリンパ節も多くあります。

鎖骨を意識してよく動かすと、顔のむくみが取れたり
顎のラインがすっきりしたり、多くの美容効果が期待できます。

さて、どうするかです。
①肩の上げ下げ、小回し運動をする
②床に四つんばいになり、少しお尻を突き出し
首は背中と水平に保ち５分ほど静止するポーズを取る
※②の動作はは鎖骨を水平に保つため、体のバランスも整えます。

身体の部位で意味のないものはありません。意識して動かしましょう。

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