誤嚥性肺炎…実は寝ている時に起こる [口腔ケア]
誤嚥性肺炎…
と聞くと
①高齢者の病気
②食べ物などが誤って肺に入る
③死につながることもある
このくらいの知識は誰でもあると思います
私も実際にこの目で見るまではこの程度でした
ところが
もう一つ重要なことを忘れがちだということを知りました
寝ている時に口腔内の細菌が誤って
肺に入ることで誤嚥を起す人がとても多いのです
さらに、普通の肺炎と誤嚥性肺炎
見分けることができない医師もいるということも知りました
そして見分けることができないでいると
いつのまにか症状が進行してしまい、
気づいたら 寝たきり→死亡
これがこの病気の恐いところです
ではどこに特徴があるのでしょうか
・高齢者である
・湿った咳を常にしている
・突然熱が出る(簡単に下がることもある)
・入れ歯であったり、口腔内にトラブルを抱えている
・痰がすごく多くて痰の色が茶色
・食欲がない
・寝ることが多い
・ひどくなると幻覚症状も出る(認知症と間違えやすい)
・炎症が背中側に出ることが多い
・薬がなかなか効かない(一度効いても再発をくりかえす)
もちろん
誤嚥性肺炎であることに早く気づくのが一番
専門医(呼吸器内科)に診せ、薬を投与します
再発を防ぐには
・身体を起す時間を増やす(特に食後はすぐ横にならない)
・口腔ケアをしっかりやる(入れ歯の手入れ、口腔内を清潔に)
・嚥下リハビリをする
また、若いころの喫煙は
肺の環境を悪化させるため
細菌が巣を作りやすいとのこと
喫煙のリスクは癌だけではないということも
知っておきたい知識です
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